Dojoの場合
- 基本事項に答える
- 運営が詳細事項をチェックする
100ページのパワポは必要ない。
過不足なく 伝えることが大切。
長くても開発者は読みきれない。
基本事項
- 名前 : 日本語表記/英語表記/ドメイン
- 概要 (30文字) : どんな製品ですか?
- 説明 (200文字) : どんなシステムですか?
- 背景 (200文字) : なぜシステムを作ろうと思ったのですか?
- 価値 (200文字) : このシステムの価値はなんですか?
- 競合 : 参考/類似/代替手段
事例 (A4で1ページ)
詳細事項
- 開発種類: WEBページ | CMSサイト | 会員サービス | モバイルアプリ | 業務システム
- サービスカテゴリー: Content | SNS | Marketplace | SaaS | EC
- 稼働目的: 新規事業 | 既存事業の拡大 | 広報・集客 | 業務・社内での利用
- 売上は: Yes | No
- 利用(業界): 個人 | 法人 | 公的機関
- リスク: 市場 | 製造 | 販売 | 管理
- ロードマップ: 将来計画・ビジョン・マイルストーン・時間軸別の目標
- 予算: 〜30万 | 30万〜100万 | 100万〜300万 | 300万〜
- 希望リリース日: 今日〜1ヶ月後 | 1ヶ月〜3ヶ月後 | 3ヶ月〜6ヶ月後 | 6ヶ月後〜
- こだわり: 特筆してこだわるポイント
記述する上での参考
製品の名前空間をチェック
- 日本語表記
- 英語表記
- ドメイン
- 商標チェック
名前チェックの便利ツール
類似・競合・参考・代替の製品を探す
- 顧客層が類似
- 解決する課題が類似
- 機能が類似
- UIが類似
- SimilarSites
利用業界の参考例
- 金融、IT・通信、自動車・バイク、
- 流通、機械製造、素材、建築・不動産
- 生活、メディア、エネルギー、
- 電気・精密機械、飲食、サービス
- レジャー・エンタメ、物流・運送、
- 食品、美容・ファッション
特筆してこだわること の参考例
- ターゲットが特殊層
- 障害者向けの、アクセサビリティ
- 小学生向けの、ひらがな表記が必要
- 競合の xx よりもヒットさせたい (私怨など)
- ダウンタイムが絶対に許されない
4つの観点でリスクを列挙
認識しているリスクがあれば記載する、かつリスクへの対処法を記載します。
- 市場 : 必要性の強度、売上の時間予想、他社との競争
- 製造 : プロダクト、エンジニアリング、デザイン
- 販売 : マーケティング、セールス、サポート
- => 難易度の高い実行計画、不確かな仮説
- 管理 : チーム・ハイアリング、ファイナンス、リーガル
- => バーンレート、特許、人材の流動性
リスクの許容範囲を定義する
許容するリスクを書いておくことです。
このリスクは承知で挑むということを決めて、腹落ちさせる。
フォーマットの紹介
必要性の検証
- 顧客 (= 課題)
- 製品 (= 価値)
- 流通 (= 伝えるコスト)
- 利益 (= P/L)
- 独占 (= 参入コスト)
構成要素
事業イメージ (目標管理)
質問リスト (5W1H)
- このプロジェクトの名前は Name
- このプロジェクトでやろうとしていることは What
- このプロジェクトをやろうと思った背景は Why
- このプロジェクトはどのように実行していく How
- どのようなチームを編成する Who
- このプロジェクトはいつ始まって、いつ終わる When
- このプロジェクトの市場は Where
- このプロジェクトの予算は How much
- このプロジェクトのKPIは How many
- このプロジェクトの成功の定義は Vision
質問リスト (顧客視点)
- 顧客はだれ? Customer
- 顧客の課題は? Problem
- 提案する製品は? Solution
- 顧客はどうやって製品を手にいれる? Channel
- 1人の顧客を獲得するコストは? Cost
- 顧客は支払う現金は? Revenue
最近よくみるフォーマット
- ビジネスモデルキャンバス
- リーンキャンバス
- インセプションデッキ
- スタートアップのピッチフォーマット
ビジネスモデルキャンバス
ビジネスモデル・ジェネレーション ビジネスモデル設計書 大型本
– 2012/2/10
アレックス・オスターワルダー (著), イヴ・ピニュール (著), 小山 龍介 (翻訳)
リーンキャンバス
Running Lean ―実践リーンスタートアップ (THE LEAN SERIES) 単行本(ソフトカバー)
– 2012/12/21
アッシュ・マウリャ (著), 渡辺 千賀 (解説), エリック・リース (編集), 角 征典 (翻訳)
インセプションデッキ
アジャイルサムライ−達人開発者への道− 単行本(ソフトカバー)
– 2011/7/16
Jonathan Rasmusson (著), 西村 直人 (監訳), 角谷 信太郎 (監訳),
& 2 その他
Startup フォーマット
コンテキスト
- リーンスタートアップ
- デザイン思考
- ソフトウェア開発
- アジャイル、スクラム
フォーマット
フォーマット自体は万能ではないが、コミュニケーションツールとして便利なので、相手によってはフォーマットにそって説明する方が効果的な場合もある。自分の思考の整理にも活用できることもあるかも。
その他
- ピーターティール
- 家入一真
ピーターティール
ゼロ・トゥ・ワン―君はゼロから何を生み出せるか 単行本
– 2014/9/25
ピーター・ティール (著), ブレイク・マスターズ (著), 瀧本 哲史 (その他),
「賛成する人がほとんどいない、
大切な真実はなんだろう?」
家入一真
小さな火を灯しつづけたい
「クラウドファンディング」という言葉がまだ浸透していない頃、CAMPFIREは国内のカルチャーやクリエイターを応援したいという思いから、「マイクロパトロンプラットフォーム」として5年前に立ち上がりました。その後も様々なクラウドファンディングサービスが出てきました。今では200サイトほどあるとも言われています。数千万といった高額支援のプロジェクトが話題を集めることもあれば、 「クラウドファンディングブームはもう終わった」なんて言う人もいます。ここでぼくらは一旦立ち止まって考えたい。クラウドファンディングの本質とはなにか。それは、名前もない、お金もない、挑戦者の、声なき声を、ネットをつかって多くの人に届けるということ。そして応援してくれる人たちを巻き込んで、活動への支援を集めること。
手数料をなぜ下げるのか。それは1円でも多くクリエイターの手に渡すため。審査をなぜ無くすのか。それは1人でも多くのクリエイターの夢をかなえるため。個展をやるために10万円を集めたい。自宅の1階を改装してママカフェを立ち上げる費用30万円を集めたい。自主制作の映画を撮るために50万円を集めたい。5000万円のプロジェクトひとつより、50万のプロジェクトを100個、5万のプロジェクトを1000個たちあげたい。
声なき人の、小さな挑戦を増やしたい。
継続して活動を応援し続けていける居場所をつくりたい。
キャンプファイヤーは変わります。
小さな火を灯しつづけるために。