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リチャード・ストールマン (Richard Stallman) について

File:NicoBZH - Richard Stallman (by-sa) (10).jpg - Wikimedia Commons_(10).jpg)

プロフィール

リチャード・マシュー・ストールマン(Richard Matthew Stallman、1953年3月16日 - )は、アメリカ合衆国のプログラマー、フリーソフトウェア活動家。コピーレフトの強力な推進者として知られ、現在にいたるまでフリーソフトウェア運動において中心的な役割を果たしている。また、プログラマーとしても著名な存在であり、開発者としてその名を連ねるソフトウェアにはEmacsやGCCなどがある。

  • フリーソフトウェアの開祖
  • プロダクトは Emacs や GCC など

エッセイ集

フリーソフトウェア と オープンソース

なぜ、オープンソースは自由ソフトウェアの的を外すのか - GNUプロジェクト - フリーソフトウェアファウンデーション

人々の幸福を考えたとき、「自由」か、はたまた「優れたソフトウェア」か、本当に大事なのはどちらなのかというテーマに対する答えの違いだ。いくら優れたソフトウェアであっても、それを「自由に」使うことが出来なければ、何の意味があろうか?いくら自由であっても、出来の悪いソフトウェアでは不便ではないか?

なぜリチャード・ストールマンはオープンソースを支持しないか

ストールマン のテキストを読むと、現代のソフトウェア文化を考えるきっかけになる。
オープンソースは色々ライセンスがあるが、ストールマンから言わせれば fxck って感じなんだろう。

たくさんあるオープンソースライセンスのそれぞれの特徴のまとめ - Qiita

オープンソースは優れたソフトウェアを作る方法としては現状最適かもしれないが、ユーザーが不自由なら意味がないと。特に企業主導(ベンダー主導)のオープンソースは細かくライセンスが設定されているしね。

ジョブズやゲイツに対しても辛辣

監獄としてのコンピュータをクールなものとし、自由から愚者を切り離すデザインを行ったスティーブ・ジョブズが亡くなった

ストールマン、ジョブズについて「彼は監獄をクールにしたパイオニアだ」と述べる | スラド オープンソース

感想

フリーソフトウェアと自由な社会 については一つの世界観だなと思う。
正直、主張は当然違うが、雰囲気的にユナボマーの 産業社会とその未来 みたいな凄みがある。

僕自身は高校や大学時代に触れた、シリコンバレー的なものと、オープンソース的なものに影響されている。

  • シリコンバレー的カルチャー : グローブ、ジョブズ、ゲイツ、ラリー、セルゲイ、グレアム など発信のもの
  • オープンソース的カルチャー : リーナス、DHH など発信のもの

そんななかで、偉大なるストールマンがどちらに対してもコメントしているのが好き。
リーナスについては比較的ポジティブな意見が多い気がするが、全体的に辛辣。

最近だと、ブロックチェーン的カルチャーの中心でもある、ヴィタリック あたりにストールマンがどんな感想を持っているかが気になったりする。
ピーターティールが、「暗号通貨は非中央集権、AIは中央集権、前者はリバタリアン、後者はコミュニズム」とか言っているし。

Peter Thiel: AI is communist - Axios

まぁ、理想の社会というのは色々な形があるよなと思ったり。